給料などの待遇面やプライベートとの両立、職場の人間関係等で転職を考えている福祉業界の方は多いです。
今度こそ良い職場に転職したいと願う方が多いですが、どのようにしたらそのような職場に出会えるのでしょうか。
それは実際に職場を決める前に必ず施設見学を行うという事です。
実際に職場を見学する際に重要なポイントは3点あります。

1点目は働いているスタッフの様子を見るという事です。
福祉の現場はチームで動く事が多く、チーム内での声かけは必須です。
スタッフ間で声かけがなされているか、スタッフの表情や働いている様子はどうか、利用者に対する言葉使いはどうか等、実際の現場の雰囲気を見学する事で自分が働く時のイメージをつかむ事ができます。

2点目は利用者の様子を見るという事です。
利用者がいきいきと笑顔で過ごしていたり、清潔な服装を身に着けている施設は利用者に対するケアが行き届いている施設であると考えられます。
また、利用者の顔は汚れていないか、爪は伸びていないか、便臭や尿臭がしないか等の細かな点もケアが行き届いているか評価する重要なポイントです。

3点目は施設全体の様子を見るという事です。建物内が汚れていないか、匂いはどうかなど建物内の様子を見る事で、普段のケアの様子や法人の経済状況等を感じる事ができるでしょう。
また1か所だけでなく、気になる施設があれば何か所でも見学に行き、一番自分に合った職場を見つける事が大切です。